チームJRCジャパン 宍戸則夫・染谷修平
6月末の時点で、WCCの公式ホームページはもちろん、各メディアがそのサイトで日本チームの参加を大々的に報じており、日本のふたりは一躍、ヨーロッパ中に知れ渡るジャパニーズアングラーとなってしまった。 ▽ハードな大会をどう乗り切るか 日本チームがどう戦うかは宍戸さん、染谷さんしだいだが、大会までの期間にどう作戦を練るか、興味深いとろこだ。 大会は5泊6日の日程で行なわれる。一見するとロングランのようだが、初日と最終日はまず釣りにならないので実質4日と考えたほうがよい。そうなると思うほどの長丁場ではなく、国内大会と変わらないと思ってよいだろう。ここを読み違いするとペースをつかめないままゲームオーバーとなるだろう。 過去の大会を見ても、カギとなるのは2日目。ここでペースをつかめなかったチームが後半に追い上げるのはかなり難しい。大会慣れしている一流アングラーたちは2日目にはすでにトップギアに入っている。そのあたりを日本チームがどう考えるか。長期の大会ととらえ、最初はようすを探り、スロースタートを考えているとしたら、足をすくわれかねない。 ![]() ヨーロッパ名物、レザーカープ(カワゴイ)。日本チームにもこんな場面を期待したい もっとも、コイ釣りに「絶対」はない。国際大会で連覇したチームはなく、優勝経験のあるチームでも全く入賞圏外ということはよくあること。それがコイ釣りの難しさでもあり、ほかの釣りと違うところでもある。釣り場が抽選で決まるということもあって、運も味方につけたチームが優勝に一歩近づくといえる。 ![]() ヨーロッパの多くの湖は遠浅でシルトと呼ばれる粘着力の強い泥底が多い。こんな女性アングラーといっしょならテント暮らしも楽しい ところで、フランスは遠浅の湖が多く、200m沖までボートで漕ぎ出してエサを置いてくるという特殊な釣りが当たり前となっている。今回のマディーヌ湖も例外ではなく、かなりハードな釣りになることは間違いない。そのような釣りに慣れていない日本チームがどう戦うか、見所は多い。 海外メディアの注目度も高いだけにプレッシャーもかかろうが、ふたりの健闘に期待したいところだ。 ![]() 6日間を戦う釣り場へ向かうボート。それにしても驚くほどの荷物だ ■ワールドカープクラシック公式サイト http://www.worldcarpclassic.com/ ■日本チーム特集ページ http://www.worldcarpclassic.com/news/137-japan-enter-world-carp-classic-for-first-time ■日本チームを紹介したメディアサイト http://www.anglersnet.co.uk/News/japan-world-carp-classic.html http://www.onlinefishing.tv/news/japan/-enter-world-carp-calssic http://www.total-fishing.com/forum.aspx?g=posts&m=195160#195160 |