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| SOWBELLY 世界記録バスに憑かれた釣り師たち |
| ザ・ギャンブルフィッシング |
四六判並製 368P モンテ・バーク 著 伊藤宗道 訳 定価:¥1,995(税込) |
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| STROY 本書は“幻の世界記録”越えに挑む本場アメリカン・バサーたちの壮絶なノンフィクションである。 ラージマウスバスのIGFA公認世界記録は、22ポンド4オンス。ジョージア州の貧農ジョージ・ワシントン・ペリーによって1932年に達成された。 本書に登場する巨バスハンターたちは、全員がジョージ・ペリーの世界記録そのものを(IGFAが公認しているにもかかわらず)疑っている。検証しようにも記録は古く、当時を知る証人たちは本人を含めてすでにこの世を去った。彼ら=巨バスハンターたちが渇望しているのは、もちろん世界一のビッグバスをこの手で釣りあげることだ。しかし、達成のためには、ジョージ・ペリーの記録を破らなければならない。ジョージ・ペリーの世界記録に疑いを抱くほど、またそれを破ろうとあがくほどに、ペリーの記録は聖なるイコンと化していく。 世界記録バスの首に賭けられた800万ドルの賞金。名誉。栄光。妬み。陰謀。 ある者は世界記録の目前まで迫り、ある者は巨バスそのものを育成しようとし、またある者は国境を越えてまで巨バスを求めた。私財を投げ打ち、家庭を犠牲にし、人生のすべてを捧げて……陰ではいくつものインチキも横行した。 日本人によく知られたプロトーナメントのバスシーンとは異なる、「もう一つのアメリカン・バスフィッシングドリーム」にすべてを賭けた釣り人の壮絶なストーリーがここにある。 |
| 目次 序 楽観主義者たち 第1章 小バスでいいのか? (世界記録バスにあと1ポンドと少しのところまで迫る孤高の白バイ警官バスハンター、ボブ・クルピの話) 第2章 サンディエゴの王 (マイク・ロングは世界最大のバスを釣りあげることで自らが“最大のオス犬”と同一化することになると信じている。10ポンド超のバスを過去に301尾釣り上げた実績を持ち、その最大は20ポンド12オンスを誇る) 第4章 サンディエゴ・ズー (カジノに勤めるジェッド・ディッカーソンは、バスフィッシングを始めて2年で歴代4位に入る巨バスを釣りあげてしまう。親友のマックとブッダをはじめ、カルトなルアークラフターなどさまざまな人物が登場) 第4章 アメリカの魚 (Bass、FLW、レイ・スコットなどのキーワードを挟んだアメリカのバス釣り小史) 第5章 記録保持者 (ジョージ・ペリーに会ったことのある人物、ビル・バーブ=かつては新聞の釣り欄編集者、を通して語られるジョージ・ペリー像) 第6章 大きいことはいいことだ (自分が暮らし、愛してやまないテキサス州の名誉のために世界記録バスを育てようと奮闘するアレンとデービッドの話) 第7章 世界記録を育てるパートⅡ (90エーカーの土地を買い池で巨バスを育てようとする男、ポーターと彼の家族の物語。夢の代償は30万ドルの金と、離婚。しかし妻子との微妙なコミュニケーションは保った) 第8章 バスホールズ (世界記録の幻影に振り回され、真贋の狭間で揺れたバサーたちの話。あるものはバス釣りの権威に断罪され、ある者は謂れのない中傷とともにトラウマだけが残り、またある者は自ら生み出した妄執の虜と化した) 第9章 カストロのバス (巨バスハンターは別天地キューバでの釣りを夢見、キューバの人々はアメリカ合衆国に憧れる) 結語 謝辞 |