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森のフィッシュ・ウオッチング |
| 知来要 | |
| ISBN 4-88536-526-0 C2075 A5判 定価:¥2,415(税込) | |
| 北海道・道北、道東と日光の森を舞台に、そこを流れる川・湖に棲む魚たちの素顔をとらえた素晴らしい写真&とびきりのエッセイ。 ・観客のいない舞台で金メダル級のジャンプを連発するヤマメ ・恋敵に敗れオカマ化するサケ ・水に溺れるカラフトマス ・雪の下で産卵するイトウたち etc. それは、自由でユーモラス、そして感動的な水中世界。ひとたび頁をめくれば、魚と自然とカメラマンの視線が奏でる楽しい写真&物語のハーモニーが展開する。 |
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~渓流釣りが大好きで、しかし腕前は「ヘボ」を自認する著者は、あるときふと思い立って水中メガネ持参で渓流へ。そして一度もアタリがなかった淵に潜って みると、意外にも10数尾ものヤマメが群れ泳ぎ、競ってエサを食べていた。釣り人としてはショックだったが、カメラマンとしては、その光景に魅了された。 以来、「夜の渓流に潜って河童と間違われたり、冷たい水に潜りすぎて入院したり、森のフィッシュ・ウオッチングは毎回ドタバタの連続である。渓流魚の魅力にのめり込んでしまい、いつしかミイラ取りならぬ『さかな取りがさかなになってしまった』ようだ」と著者は語る ~ 無限の好奇心から始まった森のフィッシュ・ウオッチングは、やがて、「ヤマメの目になって水中を見たとき、雲の動きや季節ごとに移り変わる木々の変化ま でが見えてきて、渓流は森の一部であり、地球の一部であることが、肌で感じられた。それは、渓流魚が森の動物の仲間であり、我々地球の生き物たちの仲間で あるという愛おしさや親近感さえ抱かせてくれた。(あとがきより)」という大きな感動へと結実していく。 大人・子供と読み手の年齢を問わず、また1人で読んでも、2人で眺めても楽しい、素敵な1冊です。 |