ウキの種類と使い分けは?
Q2
大きなサラシが出ている釣り場で、タナ(魚がいる層)は7m。ねらいたいポイントは足もとから15m先の沈み根の際。
さて、最初にどの円錐ウキをチョイスし、オモリはどのように打つ?
M まるで分かりません……。個人的にはBくらいのウキが一番使いやすいんですが。オモリは、まずウキ止メゴムの下に調整用のオモリ、ハリスの中間に小さめのオモリを付けるのでは。
S 僕はG2を選んで、オモリは3ヵ所に打つ……かな?
高野 まあ、これだけの情報からウキを選ぶのは難しいけど、考えられる答えは0、G2、Bの3種。オモリの打ち方を工夫するのは、寄せエサと同調させるため。

ちなみにG2の場合、まず上のウキ止メからハリスの直結部分までを矢引き(約80cm)、ハリスを2ヒロ(1ヒロ=1・5m)半取ったとしようか。これでタナは3ヒロだね。メジナは自分より下にあるエサは絶対に食わないから。で、まず直結部分のすぐ上にG4(4号のジンタン=オモリ)を1つ。そしてハリスの中央付近にG5〜G6を打つ。サラシが出ているとエサが浮きやすいよね? だから、オレならハリスの途中でオモリを打って、その先を遊ばせるような状態にする。こういう状況では、上に1個打っただけでは、まず釣れないと思うよ。

M ほかの号数のウキを使う場合は、どうするんでしょうか?
高野 Bの場合は、G4を3ヵ所に段打ちしてもいいね。0号の場合は、G6〜G7で沈むと仮定すると、直結部分の上にG6、ハリスの中間にG7。魚が浮いていれば0号のウキで、オモリを直結部分1ヵ所にして、タナを50cmにするのも手。ただし、ウキの選び方やオモリの打ち方は、状況によって大きく変わるし、パターンもさまざま。こればっかりは、釣り場で経験を積むしかないね。
M エサ取りが多い場合は、どのように対処しますか?
高野 エサ取りの種類を、まず見極める。イワシ、スズメダイ、ネンブツダイの場合は、泳ぐのが遅いから気にしなくていい。調整オモリだけで、ハリスはノーシンカーで問題ないよ。ただアジ、サバ、コッパメジナの場合は、オモリをハリスの途中で打ったほうがいい。それも下のほうに、大きめのものをね。エサ取りが多いと面倒だけど、そういう魚の活性が高い時はメジナも高活性だと憶えておいたほうがいいね。
S 僕、あまり手持ちのウキがないんですが……。何を、いくつくらい用意すればいいのでしょうか?
高野 最低でも0を1つ、G2を3つ、Bを2つくらい用意すべきかな。サイズはMでいいよ。
ウキの選択も、悩みどころのひとつ。まずは基本の円錐ウキに慣れ、オモリの調整法を会得すべきのようだ。
なお、海は場所によって塩分濃度が違う。事前に浮力を把握しても、現場では変わることがあるので、その都度調整したい。
ちなみに、ウキに書かれたG2、Bなどの表示は、そのウキが背負えるオモリの号数。ハリやハリスの重量が加わるので微妙に変わるが、下の表を参考に調整をしてほしい。
左の2つはシマノ『コアRファイアブラッド喰せ』。正確な浮力設定で、衝撃に強いクリアコーティングが施されている。右が『タナクロスファイアブラッド』。シマノ円錐ウキのハイエンドモデルで、付属の“TANAアダプター”を装着すれば全遊動から半遊動、固定と素早く変えられる。 |